エジプトクフ王のピラミッド貸切ツアーが探検隊バリにヤバかった衝撃体験!

クフ王のピラミッド

世界遺産であり、現存する世界7不思議の1つ、ギザのピラミッド。

カフラー王、メンカウラー王、クフ王の三大ピラミッドのうち、一番大きなピラミッドがクフ王のピラミッドです。

そんなクフ王のピラミッドを、一般公開されている王の間、通常非公開とされている女王の間地下の間を含め、9人という少人数で贅沢にも貸切見学。

正真正銘、本物のピラミッドパワーを体験してきました。

目次

エジプトクフ王のピラミッド貸切ツアーの見どころ

ギザの大ピラミッド
名称ギザの大ピラミッド
-メンフィスとその墓地遺跡 ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯-
登録区分世界文化遺産
登録年1979年

エジプト、クフ王のピラミッドの見どころといえば、世界の7不思議のうち、現存する唯一の古代遺物である、ということでしょう。

ちなみに、世界の7不思議とは…

  • ギザの大ピラミッド
  • バビロンの空中庭園
  • エフェソスのアルテミス神殿
  • オリンピアのゼウス像
  • マウソロス霊廟
  • ロドス島の巨像
  • アレクサンドリアの大灯台

不思議大好き空想少女だったりんりんは、世界の7不思議を図鑑でながめながら、オーパーツ!などと、日々、古代に想いを寄せていたわけですが、その唯一現代まで残ったピラミッドを生で見られる…もうそれだけで感動モノ。

どの本や画像でも、他の遺物は現実に残っていないので、創作で作られた想像の挿絵ですが、ピラミッドだけはカラー写真なのも子供心ながらにスゲーと思っていました。

そんな世界の7不思議および世界遺産を、なんと、9人のツーリストで貸し切りです。

わーお! 生きててよかった

エジプトクフ王のピラミッド観光に準備しておきたい持物

ピラミッド周辺はラクダがたくさん

クフ王のピラミッド観光で、地下の間に行く予定のある方、ぜひ持ち物の参考にしてください。

「ウナス王のピラミッド」や「赤のピラミッド」、「崩れピラミッド」など、クフ王のピラミッドよりはるかに冒険度の高いピラミッドの内部に入る方にもおすすめです。

リュック

ピラミッドでは狭い通路を通ることがあります。手をついたり、四つん這いでハイハイ歩きしたりする部分もありますので、両手があくリュックの使用をオススメします。

荷物が少ないなら、ウエストポーチもGOODです。

斜めがけバッグなどは、下に垂れてきて邪魔です。手提げバッグは論外です。

マスク

ピラミッド内は、異臭と埃がすごいです。におい対策、ほこり対策としてマスクは持って行きましょう。

ヘッドライト

クフ王のピラミッドだけでなく、いくつものピラミッド内部に入りましたが、持って行って良かったのはヘッドライトでした。

ピラミッド内部では、明かりがとれない場所が出てきます。

スマホのライトや、手で持つライトもいいのですが、いかんせん、両手をあけておいたほうがよいシチュエーションがところどころで現れます。

そんな時、頭の上につけておけば良いだけのヘッドライトは超お役立ちアイテム。

隊列の後ろにつけば、先に行く人の前方を照らしてあげられますし、頭の動きひとつで、自分の見たい場所を、全方向、自由自在に照らしだせます。

軍手

ピラミッド内部は、手をつく場面がたくさん出てきます。

狭い道を地面にはいつくばって歩く、通路に設置された手すりをつかみながら歩く、通路の壁をささえにする、そんな時、軍手があれば、木や石や破片や不可思議なものを触って、不用意に怪我する危険から回避でき、安全に行動できます。

軍手がないと、四つん這いで歩くとき、けっこう手のひらが痛いんですよ。

その他あると便利なもの

●膝サポーター
もし、膝の調子が悪い方などは、バレーボールなどに使用する膝サポーターをお持ちになると良いかもしれません。

私は膝痛はないのですが、持ち物のアナウンスにあったので、念の為、日本で購入し持って行きました。

クフ王のピラミッド以前に、他のピラミッドで膝を地面について四つん這いで歩く事が多々あり、その時に使用したのですが、持っていなかった友人は膝痛が発生。私は大丈夫だったので友人に貸してあげました。

結果、かなり膝が楽だったと言っていましたよ。


●レインスーツ(雨合羽)
上下別のセパレートタイプのビニール製のレインスーツを100円均一SHOPで購入し、持って行きました。

ピラミッド内部・地下の間への道は狭いので、お尻をついたり、四つん這いになってハイハイで歩いたりする場所があり、服が汚れるので、こちらを上から着用してのぞみました。

出てくる頃には、ビニールはやぶけてボロボロになりますが、服を汚したくない方はお持ちになってもいいかもしれません。

観光前夜はピラミッドビューの元宮殿ホテルに宿泊!

マリオットメナハウスホテルからピラミッドを眺める

ピラミッド観光の前日は、元宮殿ホテル「マリオット メナ ハウス Marriott Mena House」に宿泊しました。

カイロでもっともラグジュアリーなホテルだそうです。

マリオットメナハウスのロビー

豪華なロビー。

WIFI(無料)もきちんと完備してます。ちゃんと使えます。

エジプト旅行中、ポケットWIFIを借りて持ち歩いてましたが、使えない場所が多かったのです。

ですが、さすがマリオットグループ。こちらではバッチリでした。

部屋からピラミッドをのぞむ

マリオット メナ ハウス Marriott Mena House」は、ピラミッド地域に一番近いホテルなんですよ。

クフ王のピラミッドからは約7.9km。 車で数分。 歩いても行ける距離です。

部屋のバルコニーとホテルの庭どこからでもピラミッドが見える

部屋のバルコニーや、ホテルの敷地、どこからでもピラミッドが見れます!

せっかくなので、こちらに泊まるならピラミッドビューの指定を。

夜は、ピラミッドがライトアップされ、まるで映画のようなスペクタクルな空間がひろがります。

友達は、夜、ホテルの部屋のテラスからピラミッドを撮影していて

未確認飛行物体の動画が撮れたと言っていたよ

ホテルのレストラン139 All-Day Dining Room & Terrace

朝食は「139 All-Day Dining Room & Terrace」にて豪華なビュッフェを頂きました。ここはとても美味しかったです。

レストランのテラス横には、大きな池が。

西域で豊かな緑や水をたたえる場所は、それだけで富と権力の象徴という感じがしますねぇ。



早朝のピラミッド観光が終わって、帰国の飛行機までの短い時間、ホテルのショップをフラフラとのぞいていたら、素敵なピラミッド型クリスタルの香水瓶が。

値段交渉では、やはり、この↓意外なアイテムが威力を発揮しました。

ホテルでも使えるなんて、すごいですよね。

クフ王ピラミッド地下の間への道のりはまさに探検!

ピラミッドに登る朝陽

毎度おなじみの早朝観光。

13日間のエジプト旅行最終日にしてメインイベント、クフ王の大ピラミッド貸切観光。

ラストを飾る、大ピラミッドに登るご来光です。エジプトの朝日を見るのもこれが最後です。


ところで、ホテルでもピラミッドを眺めるたびに思っていたんですが…

ピラミッドのてっぺんに立つ棒

ピラミッドの頂上にあるの、あれ何?

アンテナ? 避雷針?? ムムム…

謎だったので聞いてみたところ、ピラミッドの先端が少し崩れてしまったため、もとの高さはここだったよーと示すために立ててあるのだそうです。

宇宙からのメッセージを受信しているわけではない模様

ギザの三大ピラミッドの2つ

ピラミッドの周辺を散策して、いよいよ中へ。

クフ王のピラミッド入り口

昔の入り口は〇印の部分でしたが、今は、その下にある赤い矢印の部分から入ります。もともとは盗掘用の穴だったところ。

ピラミッド内部は、完全撮影禁止。 ガイドさんも中に入ることは禁止。

ということで、荷物をガイドさんに全て預けて、身軽な姿でいざ出陣。

クフ王のピラミッド「地下の間」

まずは、「地下の間」へむけて坑道をくだっていきます。

中は立って歩く事はできない高さ。腰を折り、中腰で少しづつ、少しづつ、進みます。これは地味にきつい。どこまで続く中腰地獄…

私はヘッドランプをつけていたため、前方を照らせるように後方をあずかりましたが、天井が低くて何度も頭をぶつけそうに。

まるで永遠とも思える時間を超えたあとには、更に狭い通路のハイハイ地獄が。

180㎝越えの大男を含む9人の大のおとなが、まるで赤子に戻ったように隊列を組んでハイハイで進む姿はまるで狂気。(こちとら真剣)

「まだまだ続くよー」「あともう少し!」「手もと気をつけてー」など、先鋒からの報告を聞きながら、みんなで声をかけあいながら進むさまは、川口浩探検隊かドリフか。

ピラミッド内部の異常な湿度に吹き出す汗。これはピラミッドが暑いのか、もしくはホットフラッシュがはじまったのか!?自問しているうちに、地下の間に到着。

地下の間はピラミッドの中にポカリとあいた空間という感じで、とにかくすごい湿気。

この地下の間は何の為につくられたのか…いまだ不明だそうですが、地下の空間にあって何の支えもなしに崩れもせずに未だに現存しているのがすごい。

まるで地下深く、地球の中心とつながっているような不思議な場所。

更に、奥にトンネルのような通路があったので、進んでみましたが、そちらはすぐに行き止まりになりました。

クフ王のピラミッド「王の間」

地下の間から戻り、今度は「王の間」に向けて、通路を昇っていきます。

途中、天井の低い通路をまたもや中腰になりながら進んでいくと大回廊へ。

道が開けたと思いきや、すれ違うのにお互い身体を横にしないといけないぐらいの幅の狭い階段を昇っていくと、そこに王の間が。

王の間は、高さ5.8m×幅5.2m×奥行き10.5mの縦長のなにもない空間に、ふちのかけた石棺がポツンと置いてあるだけの部屋。

中にはちゃんと照明の設備があり、入り口には、「この東洋人たちが何かしでかさないか」と、ちゃんと係員の方が見張っています。

この部屋、とても声が響くので、まずは、「あーーー あーーー」などと声を出してその響きを楽しみました。

貸し切りで時間はたっぷりあったので、その後は自由時間。みな、それぞれ自分のペースで床に寝転がったり、瞑想したり。

私はピラミッドでやりたいこと、というか楽しみにしていたことがありました。

それは、資産数百億を持つ起業家の知り合いが…

30代直前まではフラフラと世界中を旅するヒッピーだった

でも、ピラミッドの中に入った時に、声がきこえたというか、ひらめきがきた

それに従って日本に帰ってから起業して、今がある

マジか… それって啓示じゃん

というわけで、私もピラミッドで神の啓示を受けたかったのです!!

心を落ち着かせて、瞑想する…瞑想する…瞑想する…

ここは作り物でない、本当に本物のピラミッドの中心。ピラミッドパワー全開!!! ヒランヤ様!

無になる…無になる…無になる…



…はい、残念ながら、何にもおりてきませんでした。

代わりに、ツアーの仲間と一緒に、精神的なお願いごと、物質的なお願いごとを大声で宣言してきました。

ピラミッドパワーで叶いますように。

女王の間

最後に女王の間へ。

王の間より小ぶりな部屋で、地下の間と同様、通常は一般公開はしていません。

とがった天井の造りで、壁の左右に通気口が。 この女王の間は、ピラミッドの東西の中心線上に位置しているそうで、こここそがまさにピラミッドの中心。

ここでも、少し瞑想をして、名残惜しくもピラミッドをあとにしました。

所用時間、約2時間ほど。ピラミッドを堪能しました。

まとめ

近年の調査で、王の間の斜め上部にあたる場所にジェット機ぐらいの巨大な空間があるのでは?と話題になりました。

昔から、スフィンクスとピラミッドは地下で繋がっている、巨大な地下都市が存在する、などなど、様々な説が出ては人々の夢とロマンをかきたててきたピラミッド。

何千年、いや、それ以上の昔からこの地上に存在し、いまだその謎はあかされていない、この世にただ1つだけ残された世界の7不思議。

そんなピラミッドを貸し切って、誰に邪魔されることなく過ごせたこと、現在確認されている3つの部屋の全てに入ることができたことは、まさに一生に一度の得難い経験でした。

願わくば、腐敗を防ぐといわれるピラミッドパワーを得て、若返ると良いのですが・・・

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